ミッションコンプリート!
のぶへの挑戦状は平成24年7月29日(日)のミッションを最後に終了しました。
株式会社ADOYA 代表 河島豪大さまからの挑戦状
さて、震災から様々な問題が噴出している日本において、茨城の今後を考えると早め に始めるべき課題があるのではないか。逆手にとって物事を見てみると今だからこそ のチャンスが茨城にはあるのではないか。 こんなこと私が言うまでもなく、やる気バリバリの豆腐職人のぶさんならとうの昔に考え きっている所と、釈迦に説法とならぬぐらいにしますが、宣伝ベタの茨城県人の中に あり、自分も同じようなところかもしれませんが、茨城は自信が無く、自慢・宣伝が 苦手なだけで、様々な点で観光にも、食にも恵まれる材料を豊富に持っているのでは ないかと思えて仕方ありません。 豆腐職人のぶさん、是非とも我々の郷土を誇れる「茨城の茨城たる新しい豆腐」をご提案して下さい。
「茨城の茨城たる新しい豆腐」完成しました!!
今回めぐり合うことが出来た大豆「たのくろ豆」は、ある農家で代々作り続けてきた在来種です。
今まで豆腐として世に出ることの無かった茨城の大豆「たのくろ豆」で豆腐を作ることで、茨城の新しい豆腐を作ろうと考えました。
ミッションは基本リハーサル無しなのですが、「たのくろ豆」で試しに作ってみたところとても美味しい豆腐が出来ました。
「たのくろ豆」は品種改良されていない在来種のため大豆本来の味・風味・甘さが強い大豆でした。
「たのくろ豆」で作った豆腐を多くの人に食べてもらいという想いが強まり商品化を決めました。
商品名は「茨城在来とうふ」に決めました。
ミッション当日、僕は一升マスに入れた「たのくろ豆」を抱え、この大豆の説明をしてから試食をしてもらいました。
お客様の反応は非常に良く試食したほとんどの方に「茨城在来とうふ」を購入して頂きました。
ちょっと作りすぎかと思ったのですが、150個の「茨城在来とうふ」は完売しました。
このミッションに協力して頂いた茨城県農業総合センター生物工学研究所の岡野さんは在来種の大豆を見てみたいとご来店、「間違いなく在来種です」と楽しそうに「たのくろ豆」をいじくってました。
挑戦状を頂いた河島さまは、ご夫婦でご来店くださりました。
河島さまは、「挑戦状に応える豆腐が出来た」と大変喜ばれていました。
これからも「茨城在来とうふ」を作り続けたいので「たのくろ豆」を畑に蒔きました。
しかも、その大豆畑は広大な面積です。
今後、ホームページで「たのくろ豆」の成長過程をレポートして行きますので楽しみにしてくださいね!
これが「たのくろ豆」 | 挑戦状を頂いた河島さまと奥さま |
茨城県農業総合センター生物工学研究所の岡野さん | 「茨城の茨城たる新しい豆腐」完成しました!! |
この挑戦状をお受けいたします。
茨城を想う郷土愛に満ち、抽象的でスケールが大きいこの挑戦状をいただき僕は悩み、そして奮起しました。
いったい、どんな豆腐を作れば期待に応えられる「茨城の茨城たる新しい豆腐」を作れるのだろうか・・・・。
そこで、今まで豆腐に使われていない茨城の大豆を探そうと「茨城県農業総合センター農業研究所」を訪ねました。
農業研究所には茨城県各地の在来種のデータがありました。しかし20年前のデータなので、そこから先は足で探すしかありませんでした。
くじけそうにもなりましたが、河島さまの想いに応えたい一身である農家にたどりつき、美味しいという理由だけで昔から作り続けられてきた在来種の大豆にめぐり合いました。幸い充分な量の大豆を確保することが出来ました。
7月のミッションは、河島さまの想いと僕の職人としての意地を懸けた温故知新「茨城の茨城たる新しい豆腐」を作ります。