HOME » 豆腐職人のぶへの挑戦状 » ファイナルミッション!「創業当時の豆腐」を作れ!!
ミッションコンプリート!
のぶへの挑戦状は平成24年7月29日(日)のミッションを最後に終了しました。
「笠間市の常井さん」からの挑戦状
今まで、色々な豆腐をミッショッンで食べさせて頂きました。商品化された豆腐や見事に失敗した豆腐など様々あり、とても楽しかったです。河原井さんから新たな事業計画の話をお聞かせいただきました。河原井さんの豆腐屋としての夢や情熱をこれからも応援させてもらいます。
私は創業時からの佐白山のとうふ屋ファンとして、新たなステージを歩もうとする河原井さんに、このミッションで原点に帰ってもらって、「創業当時の豆腐」を作っていただき現在の豆腐と当時の豆腐とどう違うのか、そして初心を忘れることなく夢に向かってもらうための最後のミッションとして「創業当時の豆腐」をお願いします。
この挑戦状をお受けいたします。
「豆腐職人のぶへの挑戦状」が始まって56回目となりますが、常井さんが参加しなかったのは、たったの一度だけです。それも、前日にご来店され「明日はどうしても他の用事で参加できない」と、わざわざ足を運んで下さりました。そんな律儀な常井さんとミッションで、お会いするのがとても楽しみでした。常井さん、最後になりますが宜しくお願いします。
決行日時:2012年7月29日(日)
最後の結果報告、ファイナルミッション完了しました!
思い返せば5年間、毎月開催してきた「豆腐職人のぶへの挑戦状」も終わってみれば、あっという間でした。
最初のミッションは妻の何気ない一言から始まりましたが、56回も続けることができました。
これまで、色んな豆腐を作ってきましたが、どの豆腐もできるだけ美味しい豆腐になるように工夫やできる限りの努力をしてきました。挑戦状をくれた人やミッション豆腐を食べに、わざわざお店に足を運んで下さるお客様のために毎回真剣勝負の豆腐作りをしてきました。
だから、今まで作ってきたミッション豆腐のそれぞれに想いがあり、忘れることのできない豆腐達ばかりです。
今までのミッションを振り返ると多くの種類の豆腐を作りましたが、それ以上に多くの人たちとの交流がありました。
「豆腐職人のぶへの挑戦状」を通じて、「豆腐職人としての見識と技術を高める」こと「お客様との交流の場にしたい」を目標にかかげ、数々のミッションを重ねてきました。
理屈ではなく感覚で覚えるしかないまさに職人的な感を磨くことができました。僕の豆腐人生において、これだけの種類の豆腐を作ってきたということは、かけがえのない貴重な経験となりました。
また、「豆腐職人のぶへの挑戦状」をご縁に、5年間で数千人のお客様と同じ時間を共有することができました。豆腐屋には想像もつかない斬新なアイデアや様々な意見を聞くことができて、とても楽しかったです。食べた人のほとんどが商品化を希望した「にんにく
とうふ」はこの企画から生まれた人気商品となりました。美味しい豆腐ができたり、見事に失敗したり・・・・また、この企画が話題となり全国放送の人気テレビ番組に取り上げられるなど、様々なドラマも生まれました。
さて、ファイナルミッション「創業当時の豆腐を作れ!」ですが、最後を飾るにふさわしい挑戦状をいただき気合が入りました。創業してから8年半、試行錯誤しながらマイナーチェンジを重ねてきました。現在、大豆もニガリも作り方も創業当時とは違う豆腐を作っています。創業当時に使っていた大豆とニガリを使用することで、創業当時の豆腐を再現することにしました。
豆乳を絞るまでは僕が作りましたが、寄せの作業は創業者である父と2人で櫂を使って撹拌し寄せました。できた豆腐は滑らかで、味は想像よりも美味しい豆腐ができました。たぶん創業当時よりも美味しい豆腐になったと思います。
ファイナルミッションということで、挑戦状をくれた常井さんや常連さんたちが大勢ご来店くださり本当に嬉しかったです。
これまで、「豆腐職人のぶへの挑戦状」を応援してくれた皆様、本当に本当に有難うございました。
「豆腐職人のぶへの挑戦状」は終わりますが、豆腐屋としての僕の挑戦はこれからです!
創業当時に使用していた大豆です |
この看板ともお別れです |
大勢の常連さんたち、ありがとうふ♪ |
ファイナルミッション!コンプリート! |
豆腐職人のぶ