「(株)ふうせつ花」さん 道中記
(株)ふうせつ花さんを訪問し石田秀悦社長、奥様、従業員の皆様とお会いしてきました。
(株)ふうせつ花さんは、豆腐屋二代目の石田秀悦社長が立ち上げた創業12年目の会社です。
週間文春(昨年7月23日号)の「冷奴においしい豆腐」ランキングにて、ふうせつ花さんの「おぼろ豆腐」が全国第4位に選ばれるほどの有名なお豆腐屋さんです。
ふうせつ花さんは、岩手県でもだいぶ北寄りに位置し、とても日帰りで行ける距離ではないので一泊することにしました。
新幹線を乗り継ぎ約6時間かけてふうせつ花さんの最寄の荒屋新町駅に着きました。到着時間を石田社長に伝えたところ社長みずから駅に迎えに来てくださり予約して頂いたホテルまで送っていただきました。
ホテルに着くなり「一緒に風呂でも入ろうか」という事で大浴場にて裸の付き合いをさせていただきました。その後、石田社長と奥様とご一緒に食事をしました。
翌日、朝8時半にホテルまで石田社長に迎えに来ていただき、ふうせつ花さんに向かいました。
ふうせつ花さんに到着して受けた印象は、「オシャレな店構えだけど豆腐屋らしくない」と感じました。のぼり旗はないし、ふうせつ花の看板はあるがその名前からは豆腐屋を連想できないという印象を受けたからです。
まず、工房を拝見させてもらいました。そこでは奥様が、豆腐を作る若い男性社員に豆乳を炊く時の香りなどの感覚が大切だと言うことを熱心に指導されていました。「職人としての感覚を磨くことで良い豆腐ができる」と言っておられました。
豆腐も試食させていただきましたが、あまりの美味しさに驚きました。まさに、全国4位に選ばれるだけのレベルの高い豆腐でした。
店内は落ち着いた感じで、一流の豆腐を売るにふさわしい雰囲気をかもし出していました。商品の包装も、ふうせつ花の豆腐にふさわしくセンスが良く商品価値をより高めるものでした。
ふうせつ花さんに滞在して2時間半ぐらいたったころ、石田社長が「せっかく遠いところから来たんだから青森県の有名な豆腐屋さんに連れて行ってあげる」と言ってくださり石田社長の愛車シトロエンを私が運転し青森県下北半島に向かうことになりました。
続きは、(有)湧水亭道中記にて・・・・・・
豆腐屋っぽくない店構え | 豆乳ドーナツ最高でした |
石田秀悦社長と私 | 買って帰れず、ネットで注文 |
(株)ふうせつ花
このコーナーは、豆腐職人のぶが自らの見識を広める為、折にふれ全国のお豆腐屋さんをご訪問させて頂いた時の記録です。豆腐職人として、先達の技術を学び・横の繋がりを持つこと、そしてそこで得た技術や知識を「おいしいお豆腐」という形でお客様に還元していくことを目標にこの企画を始めました。
最後に、訪問に際しては、事前に先方のお豆腐屋さんの了解を得た上で訪問しそして記事にしておりますが、万が一誤りや記事の削除要請等ございましたらご連絡下さい。